なんて、その時のミルの気持ちをタイトルで代弁してみました(笑)
そーなんです。
うちらもまさかこんなになるとは思ってもみませんでした。
ちょっと小汚なくなってきたいつものミルに見えますが、実はこの時この状態からまったく動かなかったんです。
話は3/9朝まで遡ります。
相変わらず元気なミルは暴れウマの如く我らを振り回し、散歩にご飯と次々と自分のペースでこなしていきます。
ご飯が終わったらデザートタイム。
さて、今日はどんなおやつでしょう?
そんなことをやってある程度落ち着いてきたらようやく我らは朝食にありつけるわけです(笑)
ミル王国は今日も平和・・・のはずだったんですが、ワガママし放題の王子さまにバチが当たったようです。
いつものように人の座る椅子で一息ついたあとに飛び降りた、その時。
なんと着地点にはご飯の器があったのでした。
機敏な猫ならともかく、遊び呆けてるミルには避けられなかったんでしょう。
見事に左手を器に打ち付けてしまいました・・・。
鳴き声こそあげなかったものの、その後のミルは左手を庇うように上げたまま。
以前にも高いところから飛び降りたときに、多少足を引きずるようなことがあって、
またかーと思っていたんですが、今回はかなり深刻なよう。
いつまでたっても打った左手は下ろそうとしないし、元気はないし。
かかりつけの病院は午前中しかやってなかったので、準備を済ませすぐさま向かいました。
病院について先生に事情を説明し、まずは触診。
触られると嫌がるけど、それほど酷くはなさそう。
先生も骨折とか靭帯が切れたりとかはないって言ってくれました。
でも爪を強く打っちゃったみたいで、押されると嫌がってました。
爪が長かったせいもあって、ついでに短く切ってもらうことにしたわけですが・・・
これがミルにとって地獄の始まりでした・・・。
パチパチと足から切っていき、右手が終わっていよいよ痛めた左手。
キャンキャンキャン!!!!
今までで一番大きな声でした。
それでも容赦なく爪を切ろうとする先生。
ギャンギャンギャーーーーーー!!!
暴れ狂うミル。
もはや抑え切れません。
先生は、「旦那さんは体を支えて! 奥さんは顔持って!」と言って、固定させようとしますが、本気で痛がる犬は小さくてもものすごく力が強い。
暴れてとてもじゃないけど支えきれません。
嫁に押さえつけられていた頭はすぐに振り解かれ、僕が固定していた体も足をバタつかせて外そうとしてきます。
その後も断末魔の叫びを上げ続けるミルを苦労して押さえつけて、なんとか爪切りが完了しました。
診察台の上には血が何滴が落ちていて、ミルの痛みが伝わってくるようでした。
家に帰ってきてからは、呆然としてまったく動きません。
そう、これが最初の写真です。
声をかけても、なでてあげても反応が薄い・・・。
まるで魂が抜けたかのようです。
よほどショックだったんでしょう。
「ボクが痛い思いしてるのに助けてくれなかった・・・」
「ボクが痛い痛いって言ってるのに押さえつけてた・・・」
「信頼してたのに、ボクのこと裏切った・・・」
そんなことを思ってるのかもしれません(T-T)
ごめんよぅ、痛かったね、辛かったね。
でもミルのためだったんだよ・・・。
爪が伸びてると、余計に痛くて歩けないんだよ?
そんなことを言ってもミルには伝わらないんでしょうね。
おそらくコレが、ミルのこれまで生きてきた中で一番辛い体験だったことでしょう。
そして、一週間。
なんとか両手で歩けるようになりました。
まだ走るときは左手を庇うしぐさをするときもありますが、ほぼ問題なく歩けています。
この一週間はミルのご機嫌取りのため、目いっぱい甘やかしました(笑)
そのおかげか、なんとかミルとの信頼も回復し、また側で安心してくれるようになりました。
ふぅ。よかったよかった。
一時はどうなるかと思った今回の怪我。
とりあえず大事に至らなくて、ほんとよかったです。
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